軟骨のファーストピアスを開けたらどれぐらいの期間で安定しますか?
軟骨へのファーストピアスは、完成までに1年ほど期間を要します。
しかし、軟骨は耳たぶのファーストピアスとは違い、皮膚に穴が空いていても軟骨の再生により、ピアスホールが閉じやすく完成と言っても完全な安定はしません。
ですので、ピアスを外した状態を長く続ければ、ピアスホールは確実に塞がっていきます。
だからといって、職場環境などの理由で完成するまでピアスを付けっぱなしにできない人も多い中で、まず思い付く対処法のひとつで注意しなければならないのが、透明ピアスです。
透明ピアスは、割りと付けっぱなしにする人が多いですが、基本的に使い捨てを前提としたものなので、装着したまま放っておくと非常に危険です。
具体的には、化膿、腫れによる耳の変形、痛みなど、オシャレどころではなくなってしまいます。
さらに、耳の内側で膿が溜まる袋のようなものができてしまうと、膿が溜まるのがクセになってしまい、最悪の場合手術をしなければならない状況にもなりかねません。
つまり、ファーストピアスがある程度定着するまでは、衛生面でしっかりとした気遣いが必要ということです。
ちなみに、透明ピアスはファーストピアスから三ヶ月以上経過してから着用するのが望ましいです。そして、毎日新品のものと交換しましょう。耳もピアスホールが定着するまでは、消毒等で清潔に保ってください。
もうひとつ気をつけてほしい点は、透明ピアスを着用してから外すまではできるだけ触らないようにしてほしいということです。あまり触るとピアスホールに傷が付く可能性がありますので、傷口から化膿してしまう場合があります。
細かくマメな作業で大変かもしれませんが、上記の注意点を守ることが軟骨のファーストピアスを安全かつ最短に完成、安定させるための方法です。
せっかくの楽しいオシャレなので、トラブルで辛い思いをしないためにも、すぐに色々なピアスで楽しみたい気持ちを今はまだ抑えて、正しいケアを心掛けましょう。